【社畜ちゃんの日常】 あるOLの一日。

あるOLの一日

あるOLの一日を書いてみます。(私の日常です)

これは現実の話で、漫画やアニメやドラマではありません。だから、もしドラマなどの架空のOLの生活しか知らないという人がいれば、現実とフィクションは違うということが分かるかもしれません。

※ただし、私は働き者なので、最近増えている「働きたくない若者」とは少し違うところもあるかもしれません。でも都会で一生懸命働いているOLさんなら、仕事内容に多少の違いはあっても、だいたいこんなもんです。

中途採用・転職で入社(経験者採用)
現在の所属部署=人事部です。

午前6時に起床。
(軽くストレッチをする)

会社のメールをチェック。
(会社で見ている暇がない。サービス残業? そんなことはない)

自分のお弁当を作る。
(昼食代がもったいないのと、外食する時間がないので)

念入りにお化粧をする。
(社会人としての礼儀)

出勤。駅まで徒歩。
(夏には晴雨兼用日傘が必須)


OLの日常
昭和の食パン女子か

満員電車に詰め込まれる。
(ベビーカーが我が物顔で満員電車に乗り込んで来て、サラリーマンが激昂して怒声を浴びせている。どっちも非常識で関わり合いになりたくないので、見て見ないふりをする)

9時前に会社に到着。
(フレックス制だからいつ来てもいいはずなのに、みんな9時前には出社している。例外は営業職で直行直帰する人くらい)

お弁当を会社の冷蔵庫に入れる。
(大学を卒業して最初に就職した某有名企業では他人のお弁当を食べる変な人がいた。今の会社でそんな人はいない)

PCを立ち上げて勤怠管理システムにログイン。
(管理監督者だろうと管理職だろうと、勤怠管理は法律による義務。当たり前だけど……)

出社して朝一でいきなり会議。
(相変わらず会議は多い)

大量のメールをチェック。
(1日200通は来る。有休を1日取ると400通、有休を2日取ると600通になって詰むので、休めない)

チャットが割り込んで来て仕事の邪魔をする。
(ビジネスチャットにうんざりという声はよく聞く)

中央労働基準監督署の安全衛生課からちょっと来いと言われていたので、飯田橋まで行く。
(そして戻って来る)


OLの日常

また会議。
(人事という仕事柄、就業規則の変更を検討する会議や、休職者の復職判定会議や、配置転換を検討する会議は多い。衛生委員会の開催も法律で義務付けられているので、大企業で会議のない会社は違法)

返信すべきメールに返信、そうでないメールはごみ箱へ。
(人材紹介業者から来る営業メールはごみ箱行き)

気がついたら近くの席でカップ焼きそばを食ってる人がいる。
(固定席のないフリーアドレス制だった頃は、知らない人が隣で食べていた)

時計を見ると14時過ぎ。
(あわててお弁当を食べに行く。自分の席では食べない)

15分くらいで戻ってくる。
(休憩時間は1時間が普通?? 何それ)

緊急の相談があるというので、Web会議で応答。
(ハラスメント相談を受けるのも人事の仕事)

取締役本部長からのメールを無視する。
(他にやることがあるので後回し)

本部長が私の席までやって来て「ちょっと10分だけお時間いいですか?」と言われる。
(本部長は私が忙しいのをよく知っている。しかも私に対して丁寧語)

ある従業員の処遇について秘密の打ち合わせ。
(従業員の機密事項を扱うのも人事の仕事)

部下に「休職中の〇〇さんの主治医が書いた診断書の字が汚くて読めません。これでは休職者の管理ができません。どうしましょう」と泣きつかれる。
(なぜ医者の字はことごとく汚いのか)

女子トイレに行くと、派遣社員のお姉ちゃんがモバイルヘアアイロンを使って必死で髪を整えている。
(そんなおしゃれをしても、うちの会社にいい男なんていないよ)

メンタル不調者から「社内チャット等の情報量の多さが精神的な負担になっている」とチャットで相談を受ける。
(だったらチャットを使うなって)

労災担当者に「労働局から送られてきた労災保険率決定通知書のメリット収支率を見ていたら間違いを発見したんですけど」と相談される。
(いや、そんなはずないでしょ)

ワークフローシステムから申請書や稟議書の決裁承認メールが連続して飛んでくる。
(大量の紙の書類を電子化すると言っても、昔の「め〇ら判」が電子印に置き換わっただけで、結局同じでは?)

稟議書を精査しているうちに夜になる。
(これからの仕事が本番)

夜なのにWeb会議の参加メンバーに入れられる。
(知らない間に会議の予定をねじ込まれるから困る)

取締役から「人件費の予算を修正してください。明日まで」と無茶を言われる。
(もっと早く言ってくれよ)

やるはずだった仕事を後回しにして、延々と事務作業。
(実は夜の方がメールやチャットに割り込まれる頻度が減って仕事がはかどる)

新卒なのに「転勤は嫌です」と我儘を言ってきた世間知らずをどうするか、上役と相談。
(労働条件通知書に「就業場所の変更の範囲:東京本社及び全ての支店、その他会社の定める場所(在宅での勤務を含む)」とちゃんと書いてるのが読めないのかなぁ。そういう自己中心的な人の言うことを聞いているとキリがないから、おそらく見せしめで地方に飛ばされると思う。「雉も鳴かずば撃たれまい」という諺を教えてあげたい)

事務仕事の続き。
(本来、私は管理職よりもPCを使った事務仕事をやってる方が好き)


あるOLの一日
なつかしの平成初期のPC。こんなのもう使ってない(ブラウン管にフロッピーディスク)

延々とPCで事務仕事。
(1日のPC操作時間は優に12時間を超えている。「スマホしか使えないような若者は採用したくない」と人材戦略担当が言っていたけど、当然かな。スマホのような電話機で事務仕事ができるわけない。ノートPCの小さな画面も効率が悪い。最低でも画面は19インチ以上あった方がいいし、キーボードにもテンキーがないと仕事の能率が上がらないよ)

後輩に「ハローワークの指導官から雇用状況報告書について説明を求められた時は何と答えればいいのでしょう」と質問される。
(「おっしゃる通りですよね」と話を合わせておけばいいんだよ)

傷病手当金の担当者から「中途入社の人が以前に傷病手当金を受給していた形跡がある」と報告がある。
(転職前の傷病手当金の受給歴は、転職先が健康保険組合に照会する必要があった時にかならずバレるから、正直に言った方がいい。ネットにバレないと書いてる業者のサイトは嘘。もちろん傷病手当金を再び申請すれば絶対にバレるし、そうでなくても病歴の詐称は大抵の会社では就業規則に違反している。※病歴を隠していたことがどの程度の制裁処分に該当するかは、その会社の就業規則によって違う)

気がついたら22時を過ぎている。
(ここから先の深夜手当は管理監督者でも名ばかり管理職でも本当の管理職でも必ずつく)

仕事を早めに切り上げて、退勤ボタンをクリック。
(金曜日だと終電まで仕事をすることも。理由は月曜日が地獄だから)

オフィスビルの正面玄関が閉鎖されないうちに出る。
(0時を過ぎて裏の警備員のいる通用口から脱出したことも何度もある)

かなり混んでいる電車で帰宅。
(たくさん働くのがまるで悪いことのようになってしまった日本でも、都心の会社にはまだまだ働き者が多いことがよくわかる)

駅近くのミニスーパーで買った菓子パンを食べる。
(すぐに寝るのでたくさんは食べられない)

お化粧を落とす。
(どんなに眠くてもこれは欠かさない)

午前0時半に就寝。
(睡眠時間は5時間半)

一番上に戻る。
(同じ日常の繰り返し。タイムスリップのSFみたいだけど、これは現実)



社畜OLと悪役令嬢は違います

(週末)
土曜日に自主的に出勤することもよくある。
(週休2日制のはずなのに)

日曜日は疲れているので爆睡している。
(寝だめができるのも働き者の条件か)

……私のような社畜ちゃんOLの日常生活は、漫画やアニメやドラマにならないことがよく分かるでしょう。

それでも私は元気です!